現代の人々は、大小の違いはあってもみなストレスを抱えているようです。 適度なストレスなら、生活に張りを与えてくれるといったメリットがあります。 しかし、過剰なストレスは心身ともに悪影響を受けてしまいます。 ストレスがかかり続けた身体はひずみが生じ、自律神経やホルモンの働きが乱れて病気を発症させたりします。 あらゆる症状の悪化や、治りの悪さを招いている状態を<心身症>と呼ぶのです。 特に、仕事にのめりこみやすい人やストレスを溜めてしまう人は、注意が必要です。...
ストレスからはさまざまな病気を発症させてしまいます。 <ピロリ菌>は<胃潰瘍>の原因のひとつだといわれるものですが、強いストレスにより胃の粘膜の血流が低下し、胃潰瘍が起こる可能性が高くなるようです。 <狭心症>は<動脈硬化>が進行すると起こることがありますが、やはりこれも強いストレスを受けて、血管が収縮して起こりやすくなっている症状です。 常にストレスにさらされている現代社会の中で、あらゆる病気と心身症との関わりを考えながら、少しでもストレスの軽減をしていくことがとても重要です。...
私達の身体の中では、免疫系、自律神経系、内分泌系などがバランスよく連携して働く事により、互いに影響し合い健康を守っています。 免疫系とは、外からの侵入異物である病原体などから身体を守る免疫機能のことです。 自律神経系、内分泌系とは、さまざまな臓器の働きを調整して身体の状態を健康であるよう一定に保つ働きをする、自律神経やホルモンのことです。 適度なストレスなら、その刺激により自律神経系などが作用する為、心身症は起こりにくいでしょう。 しかし、強いストレスが継続すると自律神経系の作用が乱れ、内分泌系、免疫系の作用にまで影響を与えてしまいます。 その結果、心身症が起きてしまうのです。...
健康な身体は、免疫系、自律神経系、内分泌系のバランスにより維持されています。 自律神経には、<交感神経>の心身を緊張させる働きと<副交感神経>の心身をリラックスさせる働きとがあります。 脳のストレスを感じた時、交感神経の働きが強くなりますが、それに対し副交感神経の働きも強くなり身体を元に戻そうとする為バランスは保たれています。 しかし、過剰なストレスが持続すると交感神経は強く働き過ぎて、それを打ち消す副交感神経の働きも強くなり過ぎてバランスは崩れます。 内分泌系も同じく、過剰なストレスや自律神経系の働きの乱れからホルモン分泌のバランスを崩します。 免疫系にしても、継続する過剰なストレスの影響は受けてしまいます。 できる限り、ストレスは溜めこまないことが良いでしょう。...
<頭痛・めまい>は、自律神経系のバランスの乱れから、筋肉が緊張することなどにより起こる場合があります。 めまいの中にはストレスが非常に大きく影響を及ぼしていることがあります。 <狭心症・心筋梗塞>は、血管の収縮やストレスからくる自律神経系の働きの乱れから起こることがあります。 <糖尿病>は膵臓からの分泌ホルモン<インスリン>の働きの低下により、血糖値が高くなることがある病気です。 <せんそく・アトピー>は、まだ詳しい原因はわかっていませんが、ストレスにより症状が悪化することはあります。 <胃・十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群>は、ストレスにより自律神経系が崩れたり、粘膜の血流が低下することで潰瘍ができやすくなり起こる病気です。 腸の働きのバランスを崩し便秘や下痢を繰り返すのは過敏性腸症候群です。 これらの病気が発症した時は、心身症を疑ってみて下さい。...